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『水晶萬年筆』 吉田篤弘

最近、吉田篤弘さんの本に夢中です。
ほぼ全作読んだと思うのだけど、ほんといい本たちです。
文庫だったら500円ぐらいで、この世界が楽しめるなんて。
大事に読み返すだろうから、単行本でそろえたくなる作家さんです。

数年前に立て続けに3冊読んで、
不思議な頭の中してはるなーと印象に残ってました。
今はもう!彼の文に漂う雰囲気と言葉のセンスが最高に好きです。
普段本を折り曲げたりは絶対にしないのに、
この人の本は遠慮なく折ってます。
漠然としていた考えがパッと言葉にされている嬉しさがたまりません。
北森鴻氏(特別扱い)以来の、最高に好き!です。

ここ数ヶ月、ちょびちょび買って、大事に繰り返し読んでます。
ほぼ全作読んで、短編だけど長編みたいな妙なつながりのある文章。
短編ごとに最後は気持ちよく落としてあったり、
わざと曖昧なままだったり、それもまた気持ちがいいです。
登場人物は何気なく見える普通の人って感じなのがこれまたいい。
ただすれ違っただけの人の頭の中が、
ひょっとしたらすごいこだわりに満ちてたりするのかもしれない!!
ちょっと視点を変えるだけで、日常はとても面白い。

どこをどうやったらその発想が浮かんでくるのかもわからない。
頭の中を素晴らしい文章能力で表現できるのがこれまたすごい。
こりゃ文を書いて生きていってもらわんと!って思える作家さんです。
脳みそ開放してください。おこぼれ読ませてください。

『花の下にて春死なむ』 北森鴻

一番好きな作家さんの、これまたいい小説です。
もう5回以上読んでるけど、読むたびに新しい良さを発見できます。
そういう作家さんって少ないです。
あっさりした奇麗な文で、寝る前に読んでも気持ちがいいです。

香奈里屋というオリジナル料理を出すお店に、
お客さん達から持ち込まれる話をマスターである工藤が推理するスタイル。
お料理の描写がすばらしくうまい!!
嫌味なく美しい表現が使われています。

北森鴻氏のこの香奈里屋シリーズは、
他にも『桜宵』『蛍坂』『香奈里屋を知っていますか』と続くのだけど、
どれもいいです。
古物商の宇佐見陶子シリーズ、
民俗学の蓮丈那智シリーズとリンクする場面があるのも、嬉しい!

北森鴻氏は2010年に若くして亡くなられてしまい、
その訃報を知ったときはかなり衝撃を受けました。
あの本の続きはどうなるの!ってことです。
でも、それでも彼の作品に出会えてよかった。
さー、新作買おう。
もはや文庫を待ってられない。

『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 どいかや

ひたすらかわいいチリとチリリシリーズ。
ようやくこれで全部そろった♪
完全に私の趣味で買ってますが、何度見てもかわいい絵だわ。
昆虫達がお菓子のような美味しそうな物を作ってるんだけど、
そのきれいな色遣いにほれぼれします。

今回初めて知ったのだけど、チリとチリリって小人だったみたい。
シロツメクサやトカゲ、でかっ!!
今までの設定とちょっと違う?!
もしくはチリとチリリは大きさを変えられるのか。
こういうのも絵本では自由だもんね♪

あー、チリとチリリみたいにことりさんの髪もおかっぱにしたいのだけど、
本人の許可が下りません。。。
前髪だけはパッツンだけど、後ろはプリンセスみたいにしたいとか。
あー、こけし希望。

毎晩チリとチリリです。
どれを読んでも素敵な色遣いに嬉しくなります。

『サウンド・オブ・ミュージック』 DVD

何度もテレビで見たけど、
ことりさんにも見せたいと思って購入しました。
一番好きな映画です。
歌って踊って、ちゃんと人間も社会も描かれてて素晴らしい。

お父さんが子供たちの合唱に加わって美声を聞かせる最初のシーンなんて、
めっちゃ泣ける・・・。
でもって、マリア先生はギターを持ってみんなで丘に登って歌うの。
あー、やってみたい!!
あんな景色の中で大声で歌って踊って楽しいだろうな。
ギターってのがこれまた持ち運べるのがいい!!

オーストリアがナチスドイツに併合され、国を捨てる覚悟をするんだけど、
最後の舞台で歌うお父さんのエーデルワイスもこれまた泣かせます。

昔、友達に「マリア先生みたいにになりたいわ」と言ったら、
「7人にも子供おる人と結婚してどうすんねん・・・」と言われた覚えがあります。
確かに・・・歌ってる場合じゃないわ。

『海馬』 :池谷祐二・糸井重里

ほぼ日で糸井さんと池谷さんの対談を読んでから、
ずっと欲しいと思っていた本をようやく手に入れました。
間違いないです、面白いです。
みんなに読んで欲しい。

私は高校生ぐらいから、楽して暗記したいもんだから、
右脳を使って覚えるための本を何冊も読んでて、脳の本が好きです。
今から思えば地味に書いて覚えとけっつー話なんだけど。
みんなの頭にあるのに、最新の研究でも解明できないことだらけなんて、
不思議で面白い。
でも、その脳が私だと言ってもいいぐらいの支配力をもってるんだって考えるだけで、
その考えてるのも私の脳なわけだから、わくわくします。

で、この本を読んで、これが一番好きな脳の本になりました。
同世代ではないのだけどまだ若い、将来有望な研究者。
年を重ねた人が書く本にはない輝きが感じられます。
これって、大事だと思う。
でね、ほんとに頭のいい人の説明はわかりやすい(笑)
糸井さんも話を聞くプロだなと、つくづく思う。
ちゃんと自分の興味のあることも聞いてるし、バランスがすばらしい。

脳細胞はどんどん死んでいくと言われているけど、
30代になるとそれまで蓄積した情報をつなげやすくなるらしいです。
だから、それまでに色んな経験をしておくのが大事なんだって。

ほぼ日手帳にも毎年書いてあるんだけど、
”やりはじめないとやる気はでません” って本当に名言。
脳自体がそういう仕組みなんだから、気分が乗らなくてもやればいいんだよね。
これば毎日そう思ってるくせにできないことだわ。
朝は眠くても起きる!
料理はめんどくさくても頑張って作る!
だいたい日々のめんどくさいと思うことは、やり始めると乗ってきて楽しくなるしね♪
あー、この名言をそこらじゅうに貼って、とりあえず早起きだ。

『チリとチリリ うみのおはなし』 どいかや

今度はチリとチリリの海のお話。

洞窟の中を自転車で進んでいくと・・・あ!海の中。うそん!!という始まり方(笑)
相変わらずかわいさ満点です。
特に、海の喫茶店で座るソファー。
チリは巻貝、チリリは真珠の貝殻に座るシーンのかわいさったらないです。
でもって、ふたりが食べるスイーツがこれまたかわいいねん。

海の色も、色んなブルーがあるよね。
珊瑚の色、大好き!
魚の世界も色にあふれてるね。

娘は、喫茶店でたこのウェイトレスがスイーツを運んでくる場面が好き。
なぜか、たことかイカが好きらしい。

寝る前の絵本、何を読んでもいいんだけど、
楽しい夢が見られるような本を読んで眠って欲しいな。
ママとしては、チリとチリリシリーズがお勧めです☆

最近娘のお気に入りは、ディズニーランドでもらったマップ。
ぼろぼろになってるのに大事にしています。
毎晩「ママ、コレ読もっか!」と言われますが、読むとこないぞ。
思い出話がして欲しいらしい。

『チリとチリリ』 どいかや

たまらんです、どいかやさんの絵。
何度見てもかわいいー。
思いっきり私の好みってだけで、チリとチリリシリーズを買い足してます。

今回は、一番最初の『チリとチリリ』です。

チリとチリリは双子なんだけど、それがまたかわいいポイント。
ふたりなら、ちょっとしたことも楽しくって、冒険もできちゃう感じ。
自転車に乗って、喫茶店でお茶してランチ食べてホテルに泊まって。
どこに行っても、自分たちにピッタリのものを探して見つけます。
子供なんだか大人なんだかよくわからん設定もかわいらしい。
娘に読んであげるというより、ふたりで眺めてなんだかんだお話するのが楽しい。

最近、娘は「ママとことりさんは双子なの♪」と言ってきます。
全然違うよー。けど、かわええ。

『アラスカ物語』 新田次郎

久しぶりに熱いのを読んだ。
必死で生きて、自分に与えられた使命を果たしていて、
心が高ぶってなかなか寝付けず、結局夜中の3時半まで粘ってしまった。

明治時代にアメリカへ渡ったフランク安田の物語。
アラスカの海で違法操業する船を取り締まる監視船に乗り込み、
その船が氷に閉ざされてしまい、
極寒の中助けを求めに130マイル、歩いて行くというシーンから始まる。
私にとっては一日中暗い日があるなんて信じられないけど、
北極、南極はそうだという知識だけはあって、
そんな真っ暗な中、真南から出る朝の光と星を頼りに吹雪の中を歩いて行く。
想像するだけで、恐ろしい。でも読まずにはおれない。

アラスカで極北に住むエスキモー(今はイヌイットって呼ぶ)と
一緒に生活をして頼りにされたり裏切られたりしながらも、
大型漁船で乱獲していく白人たちによって
海で漁をして生きて行く術がなくなった彼らのために、
カーターと一緒に金鉱を探しに行く。
大きな金鉱が見つけて、イヌイットたちを引き連れて
ユーコン川周辺に定住させて、毛皮を売ったりして生活させる。

流れとしてはこんな感じ。
小説なんだけど、なんだかもう。引き込まれてね。

言葉は通じないけど、同じような顔をしている。
日本という国から来たエスキモーだという表現、いいなと思った。
調べてみたら、アジア一帯からロシアは飛び越して、
イヌイット、ネイティブアメリカンへと蒙古斑はあるらしい。

『アイスクリン強し』 畠中恵

うん、面白い。

明治になって20年ぐらい過ぎた頃のお話。
洋菓子屋を始めようと頑張る若者、
江戸時代の旗本の家に生まれたけど、明治になっちゃって、
食うために警察官になった若者、
江戸から明治にかけてがっつり儲けた成金の娘などがでてきます。

畠中恵さんの江戸時代の描写もいいけど、明治もいいです。
私の頭の中では街が生き生きと動いてるような気がします。

どんな時代でもどうやって生きて行こうか、食べて行こうかとは考えるけど、
江戸から明治ってすごい変化だったろうし、
新しいものや価値観が入ってくるのっていいことばかりじゃないよね。
私も老けたと思う(笑)

だってさ、壁掛けテレビってそのうちできるんだろうねーなんて
高校生のころに思ってたけど、今じゃフツーなんだよ。
たかが15年前。え?!15年も前って言うのか。

『ころころろ』畠中恵

やっぱり買ってしまう、若旦那シリーズ。
いいねー、妖の手代がいるって頼もしいね。
んー、でも、やっぱりうっとうしいか。

でも、今回はなんだか若旦那が恋をしちゃったのかって、
読みながらもちょっとそわそわ。
うまくいってほしいような、でも、まだまだ頼りない若旦那でいてほしいような。

毎年このシリーズが文庫で出るのが楽しみです。
単行本では買わないで我慢するってのが、なかなか辛い。
でも、文庫の形がいいんだなー。収納的にも。
ま、寝転んで寝る前に読みたいから文庫じゃないと手がしんどいってだけだから、
小説じゃなけりゃ単行本でも欲しい。

ずいぶん前に『しゃばけ』がドラマ化されてたけど、面白かったです。
ちょっと現実離れしてるからさ、ほら、妖が出てくるし。
若旦那役、手代たちの役もイメージを崩さない感じでよかった。
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